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 AntonioVargas El Potito (1)

那須慶一です


自分がフラメンコに興味を深めていった20代の頃


一世風靡していたポティート


そんなポティートのYoutubeをじっくり観たところ・・・


あらためてとんでもないなと・・・━━━((゚□゚;))━━━


1976年、ヒターノの名門バルガスファミリーで生まれた彼は、

幼少期より天才少年として注目を集めました。


カマロンに憧れていた彼は、


晩年のカマロンの前で、嬉しそうに歌っています。



14歳にて、デビューアルバムの『Andando por los caminos』を発表。



ギタリストにパコ・デルシア、トマティート、ビセンテ・アミーゴ、


エンリケ・メルチョール、カニサーレス、イシドロ・ムニョス、


モライート・チコ、ラファエル・リケーニ

・・・・・・・・・・・・・・*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ オール・スターじゃん・・


まあ、大変な作品なんです。


変声期前の抜けるようなハイトーンで、かつ卓越したコンパス感



と正確なピッチ(音程)で、当時やはり新しい時代をリードする



カンタオールの登場に、スペインのフラメンコ業界も


祝福ムードでったに違いありません。



ただし、2枚目の『Macande』は、声変わりに苦しみ



商業的にも、評価もいまいち。(私は好きですが・・・



変声期を乗り越え、復活を遂げるのが『'Mía pa los restos'』です。



とにかく変声期を乗り越えたポティートの自信がヒシヒシ伝わるような



元気になる作品です!


商業的にも成功したようで



スペインの踊り伴にもこの作品のネタはよく使われます。



是非聴いてみてください・・


続く


次回アルハンブラは10月23日です、digoさんも出ます

よかったら来てくださいね