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わかっている

色々レッスン中に細かい事を言うんだけどさ



音の長さとか鋭さとか、違いとか、

身体の持って行き方とか、首がどうの、エネルギーがどうの

ここでこれが回転してるからさ、今度こっちから音がこう回転するじゃない?

とかさ、

もっとこう、ヒタヒタッて張り付く感じだとか、

ここにこれを終って、そしたらまた出して来て、あっちにドーン!と

等等


普通の人が聞いたら意味不明な言葉をずっと発し続けているのですが

習い始めの当初は「?」って顔していたけど


人間、段々慣れるし、言葉を理解し始めるもので


「あ〜」と、反応するように


これがね、最初から私が教えてる人は、早い

だって赤子みたいもんだよね、フラメンコの扉を開けたらそうだった。

のだから、それしか知らない


なので馴染んで来る。


なんか意味わからないけど、そうかな?みたいな感じから、4、5年目では


反応が違う

これとこれは似てるけど違うよね?という問いかけに

「あー!確かに!」となってくる


小学生だった姪も中学になり、4月には3年生だ


理解の仕方が変わって来た

そしてそのように動くようになって来た


なかなか皆さん、理解力が付いて来たので嬉しい



私が自分で好きで習いに行く先生は大体こんな教え方だし

スペイン人の先生も同じ

音で覚えろと。そのノリを掴めと言っている



ああ、それでね、、色々意識してテレビとかもみるようになって来ててね

フィギュアがあったので


羽生弓弦の演技を誰だかが解説してたのが「音の捉え方を変えて来た」みたいな事を

話してたのよ。

「捉え方が良くなった」って



で、同じくフィギュアを観ていた人達とその話になったんだけどさ


ホントに、音楽に合わせて、技を繰り広げてたし、決めどころをピタリと合わせて

いたんだよね、アレ観た?って話しになって


観た観た!

ピッタリ合わさってたから凄く気持よかった

って。


フラメンコも同じじゃない?って話が出来ました。


ピタリと合わさって、4回転とかされると気持いいって話


やってることは全く同じじゃない?だから音を無視するなんてあり得ない訳よ


そんな話が出来たり、


パソデブレリアの熱量をどこにどう出すのか?って話をしても

ポカーンとしている人はいなくなった


これはこの先、表現力に繫がって、武器になる。