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積み重ねて出す

昨日は青梅クラス

全体的にマルカールの質をあげて行きたい私。

それからファンダンゴクラスはもう、テンションをかけていく、ってことを

やって、踊りの質をあげて行きたい。


踊りって言うのは「振付けを覚える」って事ではないね


「踊る」んだもんね


入門クラスとか初級クラスは先ず、「振付けを覚える、足を覚える」って

事が出来れば十分ですけど、それ以上のクラスになるとレベルを

あげなくては代わり映えしないので、じゃあ、どうするか?って話しだ。


毎回言っているが、足っていうのは最初は「うっ」って思うかも知れないが

訓練すれば、結構、やり熟せる様になる。身体と耳を鍛えれば

それで表現ができてしまう部分が大きい


だけど、「マルカール」という、この難しいものは

積み重ねて積み重ねて、ようやく、「その人」の踊りが出て来る

気が遠くなる程の時間がかかる。


なので、どんどんそれを噛み砕いて、考えて、「何が足りない?」か

自分で気づいていかないと、内面から出て来てくれない


最初は何の事やらサッパリ?わからない話しだと思うけど

そこに踊りの「鍵」があるってことは3年も通えば、気づくものだと思う。

「だからあの人の踊りは見ていて楽しいんだ、心動かされるんだ」と

思うはず。


時間をかけてかけて、ポジションをさがし、指先まで神経を使い

やっとその1歩が出てきている。


だから美しいし、「丁寧」だ


料理でもなんでも「丁寧」に作られた物は人々は感動するし

感激する。


なんの作品であろうと、気が遠くなる程の時間、試行錯誤したり練習を

重ねて出て来る事を人は知っているので、それを見たり、聞いたり

食べたりした時に感動するんだと思う



それを私達は「踊り」で表現するのだから

同じく「丁寧」に作り上げなくてはいけないよね


って言う事で、2クラス重なる基礎レッスン時間にマルカールをやる


タンギークラスは音の長さと、エネルギーを送る、吸い上げることに

重点を先ず、置く

ファンダンゴクラスは、更にそれに腕の動きや呼吸を重要とする


自分の身体から「リズム」を出せと言う話しだ。


本人がリズムを感じて無い、出して無いものに、歌は歌えないし

ギターも弾けないよ。

あー難しいねえ〜


でもそうなんだよ。踊り手は発信源なんだからね、「お願いしまーす」

では無いよね。


全身を探って探って、リズムを回して行かなくちゃ行けないね

足を置く所は、12、3、6、9 だけど、その他の時間は???


足だけで踊る訳じゃないので、腕も踊るし、お腹の奥も動かして

リズムが消える所なんて1つも無い。

凄く、その話はしているはずなんだけど、4、5をどこで感じるか?

10、11はどうするの?呼吸はどうなってるの?どこで息を吐く?

1つのマルカールに何個もやる事が重なっているのを、ずっと言いながら

教えてはいるはずだけど、最初はどうしても足の動きに目がいって

しまうものだと、思う。だけどやる事は目白押しにあるので

足運びを覚えたら、次のことを1つでもいいから見つけて

感じながら動かしてみないとね、レッスン時間が勿体ないよ。


マルカールのレッスンは毎回、同じ動きを行なうけど

自分の練習を毎回同じレベルでやってはいけないよ


なにか1つでも掴んで帰らないと、ただただ動いているだけに

なってしまうからね。


「先週言われたこれがわからなかった、今週もそこを注意しながら

動いてみよう」

自分で探って行ってみてね。


また、探ろうとしている人、なにかしら掴んだ人っていうのは

見ていてわかる。

絶賛探り中!!

な人に、私は声はかけないよ。


気がそれて動きだけを追っている人には、「エネルギー送れ」とか

言って歩くけど。