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パソデブレリア

昨日のレッスンではどうしても気になるパソデブレリア

これが、出来ると、とっても便利な足だし、気持いいし楽しいし!

っていう素晴らしくよく出来てる足なのですが


踊るのはたいへん


足運びも慣れるまでややこしいし、プランタ、タコン、ゴルペがでてくるので

音の質もちゃんとしないと、特徴が出て来ない

足の音をしっかり意識しないと、ただドタバタやっているだけになる

怖いものでもある。


大体がこの足が入ってくる所は歌も、もりあがってるし、小刻みにリズムも

回し出しているところが多い


そういう所、意識して足打ってくれないと全然、聞こえてこない


「なんかここでパソデブレリアやりたくなるな〜」なんて言う風に

曲を聞ける様になるといいよね。


ま、そんなパソデブレリアなんですが、足運び、足の音、も大変ですが

さらに胴体と腕の使いも難しい


結構これをオリジナリティ溢れる感じでやってしまう人が多い

その多くが、「身体を捻れていない」ここに問題がある

身体を捻って使う癖ができてないの

それと肩甲骨が固まってる。腕が自由に上げ下げできないのね。

腕をあげると、肩も連れて行かれて、肩も上がってしまう。

ホント、現代人は身体かたいね〜。怪我をするよ。


セビジャーナスでもなんでも最初に立っているときには既に身体は捻られて

いるものだけど、(そうじゃないのもあるよ!!)

ひらたーく正面で常に常に踊る癖がある人は、もう、なにをやっても

ずっと正面

なので、「動き」が無い様にみえちゃうんだよね、それってとっても損だな。

他の動きは同じなのにそこが無いだけで、「さっきからずっと同じポーズ」

に見えてしまうんだから。勿体ない



そしてね腕の使い方は指先からではなく、おへそに近い方、すなわち

胴体でつかう。胴体に腕がくっついている、という感覚を持ってもらわないと

これまた難しい


ファルダ使いも同じ、胴体と腕が繋がっていて、その先にちょこんとファルだを

つまんでいる。なので胴体が左に動けば、「後から」腕もついて来る


これが基本的な使い方、もちろん、腕先行に使う場所もあるし

そうじゃない場合も沢山ある

でも、今、私がクラスでやっているのは本当に基本的な使い方。

これが出来ないと、他の使い方をした時に汚くなる。

まず、基本を綺麗にだ。


で、どうにも気になるので、そこをやった。


身体全部を使う動きなので、大変だと思う。


でも、こういう1番スタンダードでよく使う足とかマルカールとかは

結局は全体を左右するし、踊り手の拘りも見え隠れするものだし


どうしてもスルーできず

しつこくなってしまう


でもさ、基本が綺麗、マルカールが綺麗、足の音がしっかりでる

セビジャーナスが綺麗!ってさ


無敵よ。


もっと大事に!!