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イメトレしていこう!!

昨日は青梅


青梅も国立も1から私に習いに来た人と、経験者で、移って来た人と

いるのですが、もちろん経験者の方は今迄、培って来たものがあるので

身体はまあまあ動く



習った先生にもよるけど、たまに基礎がしっかりしてる人もいる

だけど大抵は腕の使い方も足の打ち方も胴体の使い方も身体の捻りも

知らないでいて、

「基礎をやりなおしたい」と、言う事でやってくる

それはとっても大事なことで、とても苦労はしますが

それなりに綺麗に踊りたいなら、やはり立ち方から直して

いかないとけないよね



同じようなことをやっているのだけど、身体の捻りがなかったり

脇が潰れていたり、足の置き場所がわるかったり


まあ大変だ


でも何か自分は綺麗じゃないな?と思ってやってくるのだろう

でも何が違うか?ワカラナイ。


なぜならその話を聞いたことが無いからだ。それは彼女達のせいではない


聞いた事ないし、学んだ事ないので、見方がわからない、それは仕方が無い。

わからないので自己流の見方と真似になりオリジナルの動きができあがり

また、それが悪い癖となり、そのうちに頭が固くなり、教えても

身体が抵抗するこの、悪循環、負の連鎖!!


なかなかこちらもやり甲斐がありますがーがーがー


時間がかかりますが本人が直す気で、とにかく素直に聞いてくれていれば

いつか変わって行きます

さらに音の話とかリズムの事とかも大抵やってきていない

なので耳が出来ていないし、こう、表現の話しになると「?」みたいな

顔をする

今迄、何かに例えて音を考えた事はないのかな?とこちらが不思議になりますが


この、イメージするってことも訓練していかないと

何もイメージがつかないのでそれはそのまま足の音にでてしまう


その、自分の脳でイメージしたものが結構、身体の末端には出て来て

そういうブラソ、そういう足音になる


経験の長い人程、ブラソがリズムにあってない

なんでそこでそんなに回す?リズム関係なく回すのは音を聞いて踊っているとしたら逆に難しい。聞かないで動くだけなら出来るかもしれないけど

普通は歌を聞くものなので、違うことはやりにくいはずなんだけどさ

(まあ、聞いて踊る訓練も出来てないんだよね)

踊りなので「リズムにのる」がまあ第一条件になるのですが

リズム感とまたちがい

リズム感はメトロノームで付けて行く訓練だけど

リズムにのる、ということはそこに一緒に溶け込んで揺らぐなので、

考えて動く、ではない

ブレリアクラスでもちょっとやったんだけど、音を曲線で捉えてないので

自然に身体が揺れてこない。

考えて真似ている感じで見ていて気持ちよく無いわけだ。




それが1番上手いのは子供達

聞いた通りになんとなく動く「揺れて〜」って言うとちゃんと揺れる

それがもうマルカールになっている

フラメンコ独特のまる〜い感じで動く

長い音と短い音、を自然に聞き分けているから凄いんだよ



イメージをする、というのはとても大事なこと

工事現場かなにかで、「ドン」ってなにか重い物を置いた音が響いたら

「ゴルペだな」と思い

ああ、あれぐらい土の中まで音がひびかにゃー駄目だな

とか。


鉄筋の棒みたいなのがガシャガシャバラバラ〜みたいに散らばった音は

「割れた音」と認識する。だから気持ちよく無い


電車に乗ってる時、ゴトンゴトンと揺れてるのを、ブレリアでとってみよう

いや、タンゴのがあうか?

アセントこちだな、2だな、じゃタンゴだ

とかやって遊んでますが


そんな戯言を、最初から習ってるひとにしたとするでしょ、

でもね最初からそんな話しをよく、私に繰り広げられてるので

理解する。


そして、多分、早速、日々の生活のなかでフラメンコの音を探すだろう



あ、これ私の好きなアレグリアスのCDに入ってる音に似てるな〜

とか見つかるといいね。そうやってフラメンコを日常に増やして行く

イメトレ大事。


長くなってしまった。お終い。